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KOBE★はたらキッズの参加レポートをアップいたしました。

KOBE★はたらキッズの参加レポート

平成25年11月17日に開催された神戸市総合児童センター(こべっこランド)主催のKOBE★はたらキッズに今回も参加いたしました。

子どもたちが、実際に働く大人から指導を受け職業体験をし、社会の仕組みを学ぶというもので、パティシエ・建築家・美容師・声優・フラワーデコレーター・客室乗務員・百貨店店員・雑誌ライター・バーテンダー・デザイナーそして義肢装具士という体験内容で構成されておりました。

百貨店店員のブース
客室乗務員のブース

私たちは、義肢装具士として、足底装具(インソール)の製作過程を子どもたちに体験してもらいました。

足底装具(インソール)完成までは、時間の都合でできないため、子どもたちに「足型を採る」ことにチャレンジしてもらったのです。

まず、二人一組になり、義肢装具士役と患者さま役にわかれます。義肢装具士役の子どもが、お友だちの足型を採り、今度は役を交代します。それぞれ相手の足型を採りおわり、相手に採ってもらった自分の足型のスポンジフォームに石膏を流して固めると、自分自身の足型の出来上がりです。

完成した足型は、もちろん当日の記念にプレゼントしました。

ゆっくり沈み込むスポンジフォームで、ドキドキしながらお友だちの足型をとる姿は、大変微笑ましいものでした。石膏をこねる作業もしてもらい、できた足型に石膏を流し込み、石膏が固まるのを待ちます。
その間に、用意していた義肢・装具のサンプル品について、お話をしたり、実際に触ってもらったりしました。

義肢装具士について
説明を受ける子供たち

足型をどのように採るのか
説明をするスタッフ

今回で三回目となる参加ですが、この体験をした子どもたちが、少しでも義肢・装具を装着している人への理解が深まればいいと感じていました。

また、このような機会があれば、是非参加したいと思います。

義肢装具士 住田 佳奈美