早期リハビリテーションは時代の要請
私たち義肢装具の製作現場では、長年優れた手技が受け継がれてきました。
その一方、単調な機械的作業も必要とされるため、製品を完成させるまでにはどうしても一定の期間を要していました。
そこで近年の医療環境の変化にともない求められる納期短縮を実現するため、製作過程を分析し、数値化・自動化が可能な作業をCAD/CAMにより自動化することで作業効率の向上・省力化を実現しました。
これによって義肢装具のユーザー様には、より早く製品をお届けすることができ、早期リハビリテーションにも貢献しています。
また、従来は急性期の患者様にご負担をおかけして石膏を用いた採型にご協力いただいていた一部製品に関しても、装着部位の撮影や採寸のみで製作が可能となる場合もあり、お喜びいただいています。