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脳波計測用ヘッドギアの研究開発について掲載いたしました。

脳波計測用ヘッドギアの研究開発

*この研究開発は「兵庫県COEプログラム推進事業」の補助金交付を受けて行っています。

昨今脳波は様々なことに応用されると言われています。脳波を利用した医療・介護福祉・ヘルスケアに関する研究も活発に行われており、今後ますますの発展が望まれる分野であると考えています。

弊社ではそういった脳波がリハビリテーションなどに何か応用が出来るのではないかと考え、国立研究開発法人情報通信研究機構と共同で脳波計測用ヘッドギアの研究開発を進めています。 脳波を計測するには、専用のキャップに多くの電極を取り付けたり、専門の技術者が計測する必要があったりと、多くの課題があります。そういった課題を一つ一つ明確にし、誰でも簡単に脳波計測を行えるためのヘッドギアの開発を目指しています。

今回の研究については、平成27年3月28日(土)~4月5日(日)にかけて開催されました、「第29回日本医学会総会2015関西一般公開展示未来医XPO’15」において「兵庫県」のブース内でも展示させていただきました。ご覧いただいた方々からもたくさんの質問をいただき、完成に向けた意欲へと繋がりました。まだクリアすべき多くの課題がありますが、今後も研究を重ね、開発を進めていきたいと考えています。

義肢装具士 宮本 章尋